三郷市議会議員 篠田隆彦 夢ある三郷の実現

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令和5年9月定例会一般質問

1学校教育における外部人材活用について
1.多様な専門性を有するアスリート人材、アーティスト人材、IT人材など学校現場への参画につい
 2都市計画における問題
1.用途地域について
2.地区計画制度の活用について


△篠田隆彦議員

○議長(鈴木深太郎議員) 通告第2、3番、篠田隆彦議員。
〔3番 篠田隆彦議員 登壇〕

◆3番(篠田隆彦議員) それでは、議長のお許しをいただきましたので、順次一般質問をさせていただきたいと思います。
質問事項1、学校教育における外部人材の活用について。
学習指導要領における部活動の位置づけといたしましては、中学校学習指導要領において、教育課程の改善を学校評価、教育課程外の活動と連携等の中で、教育課程外の学校教育活動と教育課程の関連が図られるように留意するものとされています。
特に、生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質、能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるように留意すること。その際、学校や地域の実態に応じ、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関連団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行い、持続可能な運営体制が整えられるようにするものとしています。
上記要領の趣旨を踏まえまして、三郷市では学校同士のネットワークで講師を紹介するなど、そのほかにどのような取組をされているのかお聞きいたします。
アスリートばかりではなく、スポーツ外傷予防の観点から、スポーツ医やコンディショニングアスレチックトレーナーも併せまして、特別授業への協力をいただければより効果的だと思います。
さらに、県教育委員会の部活動指導員、エキスパート、専門人材登録者制度の活用や市体育協会の加盟団体へも指導経験のある一般市民への呼びかけ、人材バンクのような登録者制度を考えてみてはいかがでしょうか。
その道に精通した人たちから教わるスポーツ、音楽、芸術は生徒が目を輝かせ、それぞれの効果のレベルアップにつながると思いますし、部活動のより一層の充実が図られるのではないでしょうか。
そこで、改めまして、大塚正樹教育長が就任されまして1年がたちました。GIGAスクールも定着され、令和の日本型教育の推進、そして三郷の教育、4つの礎、夢を育む教育、夢への挑戦など、成果と抱負、これからの外部人材の参画について展望をお聞かせください。
それを踏まえまして、三郷の学校教育活動における外部人材の活用についてを学校教育部長にお伺いいたします。
続きまして、質問事項の2、都市計画における問題について、1、用途地域について、また、2、地区計画制度の活用についても、併せましてお伺いいたします。
都市計画法は、本市において昭和41年12月28日に草加市、八潮市とともに、草加都市計画区域といたしまして都市計画区域が定められ、その後、昭和45年8月25日に区域区分(市街化区域・市街化調整区域)と用途地域が定められ、無秩序な市街化の防止が図られるようになりました。
それから半世紀余り、53年が経過した現在、準防火地域として、また、容積率や建ぺい率の緩和で、これまで適正な制限の下に土地の合理的な利用が図られてきましたが、これから近い将来の土地利用の規制や市街地の形成課程など踏まえながら、自然環境との調和や地域経済の活性化、防災上の向上、多世代の生活環境の向上を視野に置き、適切なるその時代に合わせた土地利用の計画性の実現を図るべきだと考えます。
三郷市では、令和3年9月に策定しました三郷市都市計画マスタープランにおいて、彦成地区、一部を除きますが、中川に面する沿道利用地と低層住宅地を土地利用検討地区に設定いたしまして、誰もが日常生活を安心して暮らせる環境の実現を目指すこととしています。
この土地利用検討地区については、用途地域の変更をはじめとする都市計画などの様々な手法を用いて、地域コミュニティの活性化を含めた持続可能なまちづくりの検討を進めるため、令和4年度より、地域にお住まいのかたやお勤めのかたとともに、地域の現状や抱えている課題などを一緒に考えるための取組を行ってまいりました。
「安心して暮らしやすいまちづくり」を冠テーマに、勉強会を令和5年2月2日と4日に、アンケート調査を3月15日から4月7日まで実施、さらに6月28日、7月1日に彦成地区文化センターでワークショップが開催され、私自身も見学や参席してまいりました。
ワークショップの中では、用途地域の変更、第一種低層住居専用地域の指定変更を求める声や、交通の不便さ、少子高齢化による市街地の不活性化などがありました。
旧市街や昔のにぎわいを知る人たちの意見は、「確かにそうですね!」といった事例が多く見られました。総合的な視点に立ったまちづくりに取り組むとともに、社会動向の変化や、市民ニーズに対応した都市基盤の整備や都市の活性化が求められているのではないかと感じられました。
そこで、用途地域の緩和といいましょうか、適切な土地利用の誘導対策といたしまして、第一種低層住居専用地域を第一種住居専用地域プラス地区計画制度の活用を利用してみたらどうでしょうか。
地区制度の活用につきましては、地区の目標、将来像を示す地区計画の方針と、生活道路の配置や建設物の建て方のルールなど具体的に定める地区整備計画で構成され、住民等の意見を反映した街並みなど、その地区独自のまちづくりのルールをきめ細かく定めているものです。いわば地区計画は、それぞれの地区の特性に応じて良好な都市環境の形成を図るため、必要な事項を定める地区レベルの都市計画です。
前出の変更プラス地区計画制度の合せ技で、今後の人口減少や高齢化に対応したまちづくり、将来にわたって安全で快適なまちづくりを持続し、利便性の高い市街地の形成を、住宅市街地には緑豊かな住環境の保全、創造並びに道路や公園、下水道が充実した質の高い住居地の形成が図られるのではないでしょうか。
そこで、都市計画について市長の意見をお伺いいたします。その後に続きまして、まちづくり推進部長に都市計画についての展望をお聞かせください。
以上で1問目を終わります。

○議長(鈴木深太郎議員) 篠田隆彦議員の質問に対する答弁を求めます。
大塚正樹教育長。
〔大塚正樹教育長 登壇〕

◎教育長(大塚正樹) 篠田議員のご質問にお答えします。
私からは、1、学校教育における外部人材活用について、多様な専門性を有するアスリート人材、アーティスト人材、IT人材など、学校現場への参画についての総論についてお答えし、詳細については担当部長をして答弁いたさせます。
本市では、「令和の日本型学校教育の推進」をスローガンに、全ての子どもたちの可能性を引き出すため、ICTを活用した主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでおります。
変化の激しい予測困難な時代に求められている資質・能力を身につけるためには、自ら課題を見出し、主体的に考え、多様な立場の者が協働的に議論し、納得解を生み出すことが大切です。そのためには学習指導要領にも示されておりますが、学校が社会と連携、協働した教育活動を充実することが重要です。市内各小・中学校においても、地域の方々の支援をいただいているところでございます。
また、「三郷の教育 夢への挑戦 チャレンジ3PLUS」を学校に提示し、読書活動、英語教育、ICT教育を充実させ、子どもたちがコンクール等に積極的に挑戦することを奨励しております。
今年度における成果といたしましては、彦糸小学校6年生児童が、少年の主張埼玉県大会で最優秀賞を受賞しました。中学校においては、市内4校の中学生が、陸上競技において全国中学校体育大会に出場を果たしました。
今後も、子どもたちの夢の実現に向けて、地域を含めた専門性を有する方々にご協力をいただきながら、三郷の教育の充実・発展に努めてまいります。
以上でございます。

○議長(鈴木深太郎議員) 菅原成之学校教育部長。
〔菅原成之学校教育部長 登壇〕

◎学校教育部長(菅原成之) 私からは、篠田議員の1、学校教育における外部人材活用について、1、多様な専門性を有するアスリート人材、アーティスト人材、IT人材など、学校現場への参画についての詳細についてお答えいたします。
学校の教育目標の実現に向け、外部の専門性を有する方々の参画を、計画的・組織的に推進することは、大変重要であると捉えております。
本市の外部人材の活用状況につきましては、保護者、地域の皆様の専門性や経験を生かした各教科の技術指導や、講演会の講師を務めていただくなど、多大なるご協力をいただいております。
一例を申し上げますと、小・中学校の音楽の授業における琴や三味線などの和楽器の指導や、書写の授業における毛筆の指導など、授業担当者の支援をいただいております。
小学校のプログラミング教育におきましては、三郷工業技術高等学校の生徒がゲストティーチャーとなり、小学生に対して、ロボットを動かすプログラム制作の指導をいただくなど、地域性を生かした実践もございます。
また、教育委員会では、小中学校夢応援プロジェクト事業におきまして、パラリンピック車椅子バスケットボール代表として4大会連続で出場しました神保康広氏やロンドン・リオデジャネイロオリンピックなどで活躍したオリンピアンを小・中学校へ招聘し、講義や実演、実技指導をしていただいております。
世界を知る一流のアスリートによる専門的な指導を直接受けることで、児童・生徒の学ぶ意欲や新たな目標への向上心が高まっております。
なお、部活動につきましては、今年6月に校長会・関係団体等の代表者からなる部活動地域移行検討準備会議を開催し、市内の現状と今後に向けた課題などを協議いたしました。
現在は、地域部活動の試行段階として三郷市陸上競技協会にご協力をいただき、休日に陸上競技の活動を希望する市内の中学生に対してご指導をいただいているところでございます。
教育委員会といたしましては、今後も多様な専門性を有する地域の方々にご協力をいただき、児童・生徒の夢の実現のため努めてまいります。
以上でございます。

○議長(鈴木深太郎議員) 篠田隆彦議員の質問に対する答弁の一部を残して、暫時休憩いたします。

△休憩 午前11時14分

△再開 午前11時30分

○議長(鈴木深太郎議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
一部保留いたしておりました篠田隆彦議員の質問に対する答弁を求めます。
木津雅晟市長。
〔木津雅晟市長 登壇〕

◎市長(木津雅晟) 篠田隆彦議員のご質問にお答えいたします。
2、都市計画における問題の総論についてお答えし、詳細につきましては、担当部長をして答弁いたさせます。
令和3年9月に策定しました都市計画マスタープランの土地利用の方針におきましては、自然環境との調和や地域経済の活性化、定住性の高いゆとりある住宅地の形成と、市内産業の発展に寄与する土地利用の実現を目指すとともに、ライフスタイルの多様化に対応し、誰もが安全で快適な生活を送ることができる利便性の高い市街地を形成することを基本的な考え方としております。
これに基づき、用途地域が第一種低層住居専用地域に指定されている地区を土地利用検討地区と位置づけ、誰もが日常生活を安心して暮らせる環境の実現を目指し、生活利便性の向上や地域コミュニティの活性化を含め、地域の皆様のニーズに沿った持続可能なまちづくりを検討することといたしました。
私はまちづくりにおいて、市民の安全・安心の確保を基本としながら、本市の資源を生かすこと、そして市民と市民が触れ合い、絆を育むことが重要であると考えております。
今後におきましても、子どもたち、高齢者などあらゆる市民にとって住みよいまちとなるよう、引き続き地域の皆様のご意見を伺いながら、「ふるさと三郷みんながほほえむまちづくり」の実現を図ってまいります。

○議長(鈴木深太郎議員) 城津守まちづくり推進部長。
〔城津 守まちづくり推進部長 登壇〕

◎まちづくり推進部長(城津守) 篠田隆彦議員のご質問にお答えいたします。
2、都市計画における問題の1、用途地域についてと、2、地区計画制度の活用については関連がございますので、一括してお答えいたします。
土地利用検討地区のうち、彦成地域におきましては、これまでに勉強会の開催やアンケート調査、市民ワークショップを通じ、地域の皆様のニーズやご意見等を伺ってまいりました。
いただいたご意見でございますが、「日用品が買える店が欲しい」、「車を使わずに飲食できる店が欲しい」など、生活利便性の向上につながる用途地域の変更を望むといったご意見がございました。
他方、「古くからのコミュニティがあり、彦成通りから内側は静かで住みやすい」、「倉庫や工場などは必要なく、今後も閑静な住宅地を望む」など、これまでの住環境を守りたいといったご意見もございました。
このように、地域の中におきましても様々なご意見がございますので、生活環境に大きな影響を与える可能性がございます用途地域の変更につきましては、多角的な視点の下、慎重な検討に取り組む必要がございます。
都市計画において定めることができる建築物の制限につきましては、用途地域のほか、用途地域では規制できないその地区の実情に応じ、よりきめ細かい規制を行う制度である地区計画がございます。これらの制度を適切に組み合わせ、運用することで、地区の特性に応じた良好な住環境の形成につながるものと考えております。
今後につきましても、地域の皆様のニーズやご意見を伺いながら、誰もが安心して暮らせる環境の実現に向け、引き続き検討してまいります。

○議長(鈴木深太郎議員) 篠田隆彦議員。

◆3番(篠田隆彦議員) それぞれご答弁をいただきましてありがとうございました。以降は再質問はせず、要望とさせていただきたいと思うのですが、1、学校教育における外部人材活用についてです。
多様な専門性を有する地域の人材ということで、例えば、市役所玄関内側の祝いの垂れ幕に、卓球の平野杏奈選手(新和小学校)、そしてレスリングの星野秋介選手(幸房小学校)、15人制ラグビー日本代表、福田健太選手や、そして何よりも私の隣に座っております同僚議員、齊藤幹郎議員のご子息の齊藤瑞祈選手は、先日、ルーマニアで行われました世界クラシック・エクイップパワーリフティングに総合優勝、そして日本記録更新というすばらしい成績を残されました。さらに活躍が期待されるアスリートです。
このように活躍されるかたを招いてのこれからの実演や特別授業も検討されてみてはいかがでしょうか。より身近に感じられ、中には自分もやってみよう、チャレンジしてみようという生徒が増えてくるのではないでしょうか。
本市には競技スポーツに優れた市民が数多くおり、その活躍は市民に大きな活力、そして夢や感動を与えています。また、市が継続的に全国大会を開催してきたハンドボール競技など、市民に縁の深い競技もあります。これらの競技については、市民の連帯感の醸成のためにも競技力の向上に努めまして、今後においても特色ある三郷市のスポーツや文化、そしてそうした活動の振興を図られ、多様な種目、科目に対応できる体制の確保、そして総合的向上方策が大切かと思います。
学校教育の中で、こうしたスポーツ大会や文化的競技会、また、発表会で活躍できる人材の育成・強化を、育成する人材も含めた中での活躍を、チャレンジする三郷の教育、夢への挑戦をさらに推進されますことを要望いたします。
続いて、都市計画問題についての要望でございます。
今後は、子育て世代の転入や女性の就職率の増加に伴いまして、保護者が働いている間、子どもたちが安全で安心して過ごせる居場所づくりの形成が必要ではないでしょうか。高齢化が進む中、高齢者がいきいきと暮らせる環境づくり、より安全で安心できる効率的な道路網の整備による公共交通の充実、そして生活利便性を享受できるまちづくりの実現が必要ではないでしょうか。
用途地域の変更と地区計画制度の活用で、それぞれの世代が多様な住宅ニーズに対応した市街地の形成や、安全で快適な質の高い生活環境と持続可能なまちづくりの実現を、行政と市民とが真剣に考えていくときではないでしょうか。その一言を申し上げまして、要望とさせていただきます。
以上でございます。

○議長(鈴木深太郎議員) 以上で篠田隆彦議員の質問を終わります。
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