三郷市議会議員 篠田隆彦 夢ある三郷の実現

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令和4年3月定例会一般質問

1教育政策
1.GIGAスクール構想スタート年について
 ア.通常授業における取組は
 イ.コロナ禍における取組は
 ウ.教員・教師からみた成果と課題は
 エ.生徒・児童からみた成果と課題は
2.本年の取組における総括(達成度)は
2農業政策
1.都市型農業の振興について
 ア.農業経営生産の充実に向けた政策
 イ.新たな農業経営の在り方
 ウ.学校給食における地場産野菜の活用状況は


△篠田隆彦議員

○議長(武居弘治議員) 通告第7、3番、篠田隆彦議員。
〔3番 篠田隆彦議員 登壇〕

◆3番(篠田隆彦議員) それでは、議長より発言のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして、順次一般質問をさせていただきます。
質問事項1、教育政策の1、GIGAスクール構想スタート年について。
2、本年の取組についての総括(達成度)について質問させていただきます。
まず、GIGAスクール構想スタート年についてですが、文部科学省がGIGAスクール構想の実現をテーマに小・中学校における高速大容量通信ネットワーク及び児童・生徒一人一人にタブレット端末の整備をすることで、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子どもたち一人一人に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育、ICT環境を実現すること。さらに、これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図り、教師、児童・生徒の力を最大限に引き出す。公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させるGIGAスクール構想を打ち出されました。
それに応える形で、ICT教育化実現のため三郷市教育委員会においては、環境整備に先駆けて令和2年度より教員研修の充実を目指し、市内小・中学校教員におけるICTを活用した指導力の向上を図ることで、全ての児童・生徒に高い学びの質を保障する狙いの基に、活用推進に必要となる支援体制の構築を行い、先行研究の「すすめる研究部」、各校で推進する「ひろめる啓発部」の協議会を経て、「三郷市GIGA3プロジェクト」を組織し、すすめる・ひろめる・たかめるをテーマに「よりよい学び」を目指し、調査研究を進めながら熟考を重ね、児童・生徒に必要な資質・能力を確実に育成するGIGAスクールがスムーズにスタートできたのだと思います。このことは、三郷市及び教育委員会の本気度を示すことの理由の一つでもあるのではないでしょうか。
三郷市内の全小・中学校27校に配備完了いたしましたタブレット端末配布台数につきましては、児童・生徒用として小学校7,243台、中学校3,330台、合計1万573台、教員用として小学校290台、中学校109台、合計399台、総計1万972台を配置いたしました。「1人1台端末」の活用によって充実する学習につきましては、パソコン導入に当たり国の新型コロナウイルス対応地域創生臨時交付金を活用したものであり、コロナ禍におけるICT環境整備の急速な是正が求められる機運を受けて、「学校教育の情報化の推進に関する法律」が制定され、これだけの相当額の予算が国によって用意された、この機会にこそ自治体は子どもたちに1人1台の情報端末が行き渡るように、家庭に持ち帰って学習に利用できるような整備を急ぐ必要性にも合致したのも事実です。
端末の活用により可能となる学習や教育、その中で「調べ学習」として課題や目的に応じて記事や動画等の様々な情報を主体的に収集、整理、分析を行うことができる。「表現」「制作」に関しては、推敲しながらの長文の作成や写真、音声、動画等を用いた多様な資料の作品の制作をする手法が増え、「遠隔教育」については大学や海外、専門家との連携、過疎地・離島の子どもたちが多様な考えに触れる機会、入院中の子どもと教室をつないだ学習が可能となる。「情報モラル教育」につきましては、実際に真贋様々な情報を活用する各場面(収集・発信など)における学習ができる。これらのことにより、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善と学習活動のより一層の充実が図られ、多様な学習が可能となると思います。
大切なことは、ICTという存在を学校や教育、生徒に「押し付ける」ことなく、「根付かせる」こと。「子どもたちの将来に資するため、今何ができるのか」にベクトルを合わせて進んでいくことではないでしょうか。タブレットやパソコン等のICT機器の導入のゴールは、まぎれもなく実質的な「教育の質的向上」であると思います。言い換えれば、「授業改善」を主たる目的とした創意工夫であります。
そこで教育部長にお伺いいたします。
1、GIGAスクール構想スタート年について。
ア、通常授業における取組は。
学校関係者・保護者以外には、どのように活用されているのか分からないので、具体的にどのように取り組まれているのか。(特色ある教育や学校全体での学力・指導力の向上)
イ、コロナ禍における取組は。
学級閉鎖等に対応できていると推察することから、休校時における安心感や学びを止めないための対応につなげられているのか。
ウ、教員・教師から見た成果と課題は。
タブレット端末の活用により授業改善が図られ、先生方の業務の効率化につながることも同時に進められているか。例えば、印刷物の削減、教材準備の簡素化、図解による可視化・円滑化、授業に対する興味につなげられているのか。
エ、児童・生徒から見た成果と課題は。
考える幅が広がり、グループ学習や調べ学習にも活用され、学びの深化を図りつつ、三郷市独自の活用法を通して最大限に児童・生徒の授業力向上・学力向上につなげてほしいと同時に、将来に向けて日常においてもグローバル化に違和感なく順応できる子どもたちをたくさん育ててほしいという願いもあることから課題を伺います。
2、本年の取組についての総括(達成度)は。
2につきましては、教育長にお伺いいたします。
立上げのGIGA3プロジェクトからGIGAスクール構想元年のこの1年を振り返り、達成度も含めた中で総括のお話をいただければと思います。
続きまして、質問事項の2、農業政策です。
都市型農業の振興について質問させていただきます。
三郷市の農業は、大規模消費地の東京都に隣接する好立地条件を生かした都市型農業を中心に営まれ、新鮮で安全・安心な農作物の安定供給を行っています。農地は、緑地空間として市民生活に安らぎや潤いを提供し、都市の緑として雨水の保水、地下水の涵養、生物の保護等に資する重要な役割を果たしています。また、農業体験や食育の場及び火災時における延焼防止、地震時における避難場所や災害時の防災空間となるオープンスペースの確保など、多面的な機能があります。さらに、市民もレクリエーションコミュニティ、景観、地域文化、農業体験や交流ふれあいの場を求めています。
こうした中、「豊かな食と人を育む三郷市農業」を将来像とした農業振興施策において、ア、農業経営生産の充実に向けた施策はどのように推進していくのか。
新たな農作物栽培に取組む農業者から、農産物のブランド化や高付加価値に向けて圃場を観光農園に整備するなど、集客性の高い農業を目指す動きも出てきています。収穫体験等により、地元の農業を身近に感じてもらえる機会を提供するなど、安全・安心な三郷産農産物をPRし、普及をどのように進めていくのか。
イ、新たな農業経営の在り方については。
継続的な農業をするため、農業経営法人化を目指す動きも出てきています。今後、三郷市としてはどのような継続的農業経営の在り方をお考えですか。
ウ、学校給食における地場産野菜の活用状況については。
三郷市農業振興計画と三郷市総合計画の関連計画の中で、都市農地の保全と安全・安心な学校給食の提供及び食育の推進とされていますが、小・中学校給食における地場産野菜の活用状況はどの程度取り扱われているのか。また、児童・生徒や保護者にどのように周知されているのかをお伺いいたします。
アとイにつきましては市民経済部長に、ウにつきましては学校教育部長に答弁をお願いいたしまして、1回目の質問を終わります。

○議長(武居弘治議員) 篠田隆彦議員の質問に対する答弁を残して、暫時休憩いたします。

△休憩 午前10時51分

△再開 午前11時05分

○議長(武居弘治議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
篠田隆彦議員の質問に対する答弁を求めます。
有田るみ子教育長。
〔有田るみ子教育長 登壇〕

◎教育長(有田るみ子) 篠田議員のご質問にお答えいたします。
私からは、1、教育政策、2、本年の取組についての総括(達成度)はについてお答えし、詳細につきましては担当部長をして答弁いたさせます。
国のGIGAスクール構想による児童・生徒に1人1台のタブレットPCを整備する計画を受け、本市におきましては令和2年度内に整備を完了し、令和3年度は各学校における本格的な活用を開始した1年となりました。
教育委員会といたしましては、ICT教育の更なる充実を目指し、議員ご指摘の三郷市GIGAスクールプロジェクトの研究組織を含めた計画的・段階的な教員研修を実施するとともに、使用上の留意点の配付やWi-Fiルーターの貸出しなど、家庭への支援も行ってまいりました。これらの取組が各学校の授業ではもちろんのこと、コロナ禍での学級閉鎖等におけるタブレットPCの家庭への持ち帰りや分散授業等への対応など、活用も多く見られました。
また、2月に開催いたしました「三郷市プレゼンテーションコンテスト」では、児童・生徒に豊かな表現力と郷土愛などを育むことを狙いとし、「未来を生きる自分~私から三郷のみんなへ~」というテーマを設定いたしました。子どもたちは、自身で作成したプレゼンテーション資料に加え、口調やジェスチャーなどを工夫し、相手意識を持って生き生きと発表する姿が見られました。
今後も、次代を担う子どもたちに必要な資質・能力を育成するため、質の高い教育の推進に努めてまいります。
以上でございます。
訂正させていただきます。
ICT教育の更なる充実を目指し、議員ご指摘の三郷市GIGA3プロジェクトの研究組織をというところを違った形で表現してしまったことについておわび申し上げます。
以上でございます。

○議長(武居弘治議員) 魚躬隆夫学校教育部長。
〔魚躬隆夫学校教育部長 登壇〕

◎学校教育部長(魚躬隆夫) 篠田議員のご質問に順次、お答えいたします。
初めに、1、教育政策の1、GIGAスクール構想スタート年についてのア、通常授業における取組はでございますが、国のGIGAスクール構想を受け、本市の小・中学校の日頃の授業においては教員が大型テレビに資料映像を提示するほか、子どもたちの意見を大画面に投影しまして、よりよい答えを全員で考える活動を行うなど、指導の工夫をしているところでございます。
また、児童・生徒は実験や観察にカメラ機能を用いたり、自席でインターネットによる調べ学習を行ったりと、より主体的な活動が増えております。
次に、イ、コロナ禍における取組はでございますが、コロナ禍において急な学級閉鎖等が生じた場合、タブレットPCの持ち帰りを実施し、オンラインによる健康観察のほか、学級活動や授業を通して画面越しに教員や友人と話すことで安心感を与えることができるよう取り組んでおります。
また、学校内において1人の教員で複数学級の学習指導を行うことができるよう、オンラインを活用している実践もございます。
次に、ウ、教員・教師から見た成果と課題はでございますが、ICTを活用することにより教員は高い学習効果につながる取組ができるだけでなく、データの蓄積による教員間の授業実践の共有や調査・集計を自動で行うことができることから、業務の効率化にもつながっております。令和4年度は、ICT活用における効果的な授業実践を、市内の小・中学校に広めることができるよう取り組んでまいります。
次に、エ、生徒・児童から見た成果と課題はでございますが、児童・生徒はICTの活用を通して学ぶ意欲の向上が図られただけでなく、自分の思いや考えを表現したり、深めたりすることができました。2月に開催しました「三郷市プレゼンテーションコンテスト」では、児童・生徒がICTを活用しまして自分たちにできることや、よりよい三郷市にするためのアイデアを提案するなど、子どもらしい視点で魅力ある発表を多く見ることができました。また、発表後の感想からも、夢や将来に向けて自信が持てるようになったなどの本取組の成果が見られたところでございます。
令和4年度につきましても、子どもたちへの積極的な活用を奨励するとともに、それにより生じると思われる管理面・健康面における課題に対しても、より一層の指導の充実を図ってまいります。
次に、2、農業政策。1、都市型農業の振興についてのウ、学校給食における地場産野菜の活用状況はについてお答えいたします。
児童・生徒が地場産野菜についての理解を深め、食べ物への感謝の気持ちを培うことを目的としまして、本市の学校給食においては地場産野菜を積極的に活用しているところでございます。
令和2年度の実績といたしましては、年間の給食日数185日のうち、市内の農業者団体からはコマツナを小学校63日分、中学校47日分、合計約8トン。個人農業者からはナガネギを小学校19日分、中学校24日分、合計約4トン。JAさいかつからはキュウリを中学校2日分、約20キログラムを納品していただき、コマツナ蒸しパンや汁物、あえ物等の献立の材料として活用いたしました。令和3年度においても、同様に活用しているところでございます。
地場産野菜による給食を提供する際には、栄養教諭が各学校において栄養価や名前の由来等について食育指導を行いまして、地場産野菜の理解を深めるよう指導しているところでございます。
また、地場産野菜については毎月各家庭に配付します献立表にてお知らせするほか、給食だよりに特集記事を掲載するなど、児童・生徒や保護者に周知しております。今後も、関係課と連携を図りまして、地元農業者の方々のご協力をいただきながら、新鮮で安全な地場産野菜を活用してまいります。
以上でございます。

○議長(武居弘治議員) 小暮勲市民経済部長。
〔小暮 勲市民経済部長 登壇〕

◎市民経済部長(小暮勲) 篠田議員の2、農業政策、1、都市型農業の振興について、ア、農業経営生産の充実に向けた政策及びイ、新たな農業経営の在り方につきましては関連がございますので、一括してお答えをいたします。
本市の農業は、都市型農業を中心に新鮮で安心・安全な農作物の安定供給を行っております。しかし、社会経済の発展に伴い、都市化が進み、農地の減少と併せ、農業者の高齢化や担い手不足による農業者の減少などの課題もございます。
このような状況を踏まえ、本市の農業が将来にわたって地域の産業として成り立っていけるよう、各種施策に取り組んでいるところでございます。
初めに、農業経営に対する施策の取組でございますが、農業経営・生産の充実につきましては、温室及びビニールハウスの新設やビニールの張替えなどに対する支援や農業法人化に向けた研修を開催するなど、農業経営の安定化や拡充に取り組んでおります。
また、新特産品などの産出につきましては、コマツナに次ぐ新たな特産品として「三郷ジューシーあすぱら」、「三郷秋どりえだまめ」、「三郷メロン」に取り組んでおり、農産物のブランド化を目指しております。三郷産農産物の流通販売促進につきましては、農業祭における品評会及び即売会の開催や即売所の開設支援など、地産地消をはじめ、地元農産物の消費拡大が図られるよう努めているところでございます。
そして、ふれあい型農業の推進に向けた支援につきましては、農の社会科見学やいきいき農業体験講座の開催、また市民農園や観光農園の開設並びに管理運営に対して支援を行うなど、農業者との交流や農業体験の機会の確保に努めているところでございます。
今後も、引き続き農業者や関係機関のご理解、ご協力の下、三郷市の農業がより良いものとなるよう各種施策を進めてまいります。
以上でございます。

○議長(武居弘治議員) 篠田隆彦議員。
〔3番 篠田隆彦議員 登壇〕

◆3番(篠田隆彦議員) それぞれ丁寧なご答弁ありがとうございました。
2回目の質問をさせていただきたいと思います。
GIGAスクール教育が国際化や情報化が進む中、特色ある教育課程の編成や学校全体での指導力、児童・生徒の学力向上につなげていただきたい。新しい時代に生きる子どもたちが「明るく輝く未来」を築くため、資質、能力をより一層磨き、確実に育成できる可能性を秘めた未来志向の教育、それは正に三郷の教育「夢」への挑戦であると思います。
先ほど、教育長や教育部長の答弁にありましたとおり、先日2月14日に鷹野文化センターで行われました市内小・中学校によるプレゼンコンテストが行われました。内容がすばらしかったと報告を受けています。当日は、参加に当たりまして新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、万全な対策がとられたとお聞きしております。具体的にどのような感染防止対策に配慮され実施されましたかをお伺いいたしまして、2回目の質問を終わります。

○議長(武居弘治議員) 篠田隆彦議員の2問目に対する答弁を求めます。
魚躬隆夫学校教育部長。
〔魚躬隆夫学校教育部長 登壇〕

◎学校教育部長(魚躬隆夫) 篠田議員の再度のご質問にお答えいたします。
コロナ禍におきましてプレゼンテーションコンテストをどのような対応、対策ということでとの質問かと存じます。本コンテストにおきましては、児童・生徒が舞台上で発表する体験を重視したいという思いから、可能な限りの感染症対策を講じて実施しております。来場者の制限や発表者の時間差対応に加えまして、会場の様子を動画配信で公開しております。また、来場者につきましても過去1週間前からの体温等を記載したシートを提出してもらうなど、徹底した対策を講じて実施したところでございます。
以上でございます。

○議長(武居弘治議員) 以上で、篠田隆彦議員の質問を終わります。
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